フジの凋落ぶり
2010年頃までは、向かうところ敵なし状態だったフジテレビ。7年連続視聴率3冠を達成し、その勢いは永遠に続くものと思われていた。しかしそこには大きな落とし穴が待っていたようだ。まさに「おごれる者久しからず」だ。
振り向けばテレ朝
2011年に韓流問題が起こり、それに伴い「嫌なら見るな」発言が大きく取り上げられた。花王などの不買運動にまでこの問題は発展し、フジは一気に視聴者からの信頼を無くしていった。それにより、2011年の年間視聴率を日テレに抜かれ、3冠の座から転落。振り向けばテレ朝となってしまった。
振り向けばテレ東
その後も、フジの凋落は止まらず、2012年にはテレ朝に抜かれ、2013年にはTBSにまでも抜かれてしまった。こうして民放4位にまで転落してしまったフジテレビ。ついに振り向けばテレ東がすぐそこ状態に。
振り向けば……
そして今年、11月23日から29日のゴールデンの視聴率がテレ東に抜かれてしまったのだ。この数字を見た瞬間、フジの社員は凍りついたと言う。フジの週間視聴率は7.6%、テレ東のそれは8.0%。これにより完全に立場が逆転、振り向けば誰もいないことになってしまった。『サザエさん』以外の番組はまったく振るわないフジ。このまま完全に民放最下位に転落してしまいそうな雰囲気だ。