整形のしすぎ?偏頭痛の正体

「何イケ」でおなじみの整形サイヴォーグ美女ヴァニラが体調不良を訴え、番組内で人間ドックを受けることになった。精密検査を行うと、どうやら、おでこの手術で人工骨を入れる際に使った金属が飛び出して、角が生えているような状態だというのだ。そのせいで偏頭痛が起きているのだという。しかし彼女は健康面では問題ないことを知ると胸を撫で下ろして「これでまたカスタム(整形)できる」と喜んだ。
彼女が整形を決意したきっかけ
ヴァニラは中学生時代、「ブス」と暴言を毎日吐かれ、トイレに閉じ込められて水をかけられるなどの屈辱的ないじめを受けていた。担任の教師にも班決めの際にいじめグループに入れさせられるなどの嫌がらせを受ける。それが中学校3年間続き、「高校を卒業したら絶対整形しよう」と決意する。18歳になったヴァニラは二重手術を受け、それを皮切りに次々とカスタムしていった。
整形をする上での心構え
整形する費用は夜の仕事で稼いだというヴァニラ。お酒が飲めない彼女にとってお水の仕事は決して楽しいものではなかったが、目標のためにがむしゃらに働いた。資金が貯まると、手術を受ける病院の下調べを徹底的に行い、体に危険が及ばない範囲内で整形することを心がけ、手術を繰り返すのだった。
整形後のプロポーション維持

整形のみに頼らず、日頃からプロポーション維持のためにジムに通う彼女。ジムのトレーナーに「たんぱく質をとってからトレーニングしないと意味がない」と言われると、今まで控えていたお肉をたくさん食べるようにしたり、努力を惜しまない。美容にもこだわり、毒蛇パックを使うなどして毎日のお手入れは欠かさず行っている。
ヴァニラ的思想

整形を公言することでバッシングを受けることについて、「賛否両論あるのは仕方のないこと
です。その人の考え方ですので何も思いません」「ブサイクは損で美しい人だけが得をする社会って変な気がします。みんな平等に与えられた命なのに、と考えてしまいます。いじめられていた当時のことは今思い出しても嫌な気持ちになりますが、嫌なことがあるからこそ、いいことがより幸せに感じられるのではないかと思います。美に対する姿勢を変えたり、自分自身の考え方で人生は大きく変わります。諦めないことが大切だと思います」と語る。
ヴァニラ的休日の過ごし方
ヴァニラはラブたん(ヘビ)とベルたん(コウモリ)を飼っている。休日は2匹と戯れるというのだが、全然なつかないのだという。
ヴァニラ的理想の男性
色白、黒髪ロング、細く高身長でヴァンパイアみたいな人が理想。人を殺しそうな目つきの人がタイプなのだそう。内面はどうでもよく、外見が大事。
ヴァニラ的今後の身の振り方
中学生の頃からアーティストになりたいという夢があるヴァニラ。蜷川実花監督やティム・バートン監督の世界観が好きでいつか共演したいと語っている。日本に留まらず、海外進出も視野に入れている。
最終目標は「生気のしないお人形」
過去30回以上、2000万以上のお金をかけてカスタムしてきた彼女はまだ、目標のフランス人形に5%しか近づけていないという。「人間に見えた時点で失敗」だと彼女は語る。「今後は歯を白くしたいです。どこにもないヴァニラ色です」と語る彼女の今後の活躍を見守っていきたい。