【私の黒歴史】大好きになったイケメン美容師さんとの思い出を4コママンガにして渡したときの周りの反応がひどかったw

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hair&サロン・アサンテ


小田急線本厚木で、安くてオシャレな美容室はないかネット検索したところ、アサンテの名前が出てきた。駅から徒歩2分で行ける距離なので、試しに一度行ってみることにした。

トーク上手で変幻自在なカリスマ美容師イソノさんとの出会い


初めてなので予約だけして、手があいている美容師さんが担当になってくれた。そのときたまたま担当になったイソノさんに、まさか自作マンガを渡すまでハマろうとは、このときまだ思いもしなかった。

イソノさんの軽やかなトーク


イケメンが苦手な記者は、イソノさんのオシャレ男子ぶりに緊張した。鏡ごしにほぼ真横に映る彼が私の髪を触りながら色々質問してくる。なんだこの環境。逃げ出したい!!ただ髪型や髪の色はどうするか相談しているだけなのに、イケメンオーラにすでにぐったりだ。パーマもかけようとしてるのに先が思いやられた。終わる頃には1㎏くらい痩せてるのではないかというくらい、大量の汗をかいている。その気配を察して気を遣ってくれたイソノさんは「休日はなにをされてるんですか?」と聞いてくれた。「私、引きこもりなんで、家でマンガ読んでるか、ひたすらゲームしてます」と正直に答えた。すると「マジですか!俺もマンガ読みますよ~!」と合わせてくるではないか。「最近は聖☆お兄さんにハマってます」とあろうことか言ってきたのだ。…なんだと!?聖☆お兄さんといえば私がオススメしたいマンガランキングに殿堂入りしている鉄板マンガではないか!!いきなり得意分野の話になってテンションが上がった私は「素晴らしいチョイスですね、めちゃくちゃおもしろいですよね」と、今日初めてイソノさんの目を鏡ごしに見れた。それから怒濤のトーク合戦が始まる。

時代の最先端を生きるイソノさんと、古着を着まわしてる地味な記者との共通点


イソノさんは当時話題になっていたテルマエロマエや、格闘マンガといえばコレ!!というバキも読んでいて、私以上の読み込みようだった。そしてさらに、モンハンにも精通しており、プレイ時間がキチガイかと思われる私よりも断然詳しく、聞いていて本当に楽しかった。話のバリエーションがとても豊富で、誰とでもどんな話題でも話せる彼を、本当に見習いたい。髪を切りにきたのにトーク中心で、お会計のときまで話が尽きなくて、本当に楽しく、イケメン美容師相手にまた来たい!!と思ったのはこれが生まれて初めてだった。

楽しかったお礼にマンガをプレゼント


人として好きになると、その想いのたけをマンガに書き起こして渡すという、とても恥ずかしい行動に出ていた私は、イソノさんにも渡すことにした。その問題のブツがこちら。




渡す際、「絶対一人のときに見てください」「今見ちゃダメです!!後で隠れて見て下さい!!」と念を押してつきだした。その際、たまたま後ろでそれを目撃した美容師さん2人は、絵に描いたようなドン引きした顔をしていて、やっちまった感が否めなかった。それからイソノさんに会うのがなんとなく気が進まなくなったのは、言うまでもない。

確かな技術の硬派なスズノさんとの出会い


夜勤の出勤前に時間があったので、自作マンガ渡し事件ももう時効だろうと思い、再びアサンテを訪れた。予約もせずいきなり出向いたため、人気者のイソノさんは予約がいっぱいでお願いできなかったので、レジ受付をしていたスズノさんに担当してもらった。具体的な希望を言った後、ワックスの話になったので私が「ドラゴンボールのかたちのワックスって知ってます?君も悟空のようなハードな髪型になろう!みたいなやつ。あれ使ってます」と言うと「あ~」と言うので「悟空みたいにガチガチな髪型にはならないんですが、よくのびて使いやすいんです」と言うと「ドラゴンボールって何色ですか?」と聞いてきたのだ。…嘘だろ、おい!!!もう一度言おう。「ドラゴンボールって何色ですか?」と聞いてきたのだ。…この非国民が…ッ!!と思わず、顔をしかめてしまった。アニメ以外のジャンルに疎い私は、それを聞いてからというもの、なにも切り出せなくなった。スズノさんも寡黙な人なのか、それからただひたすら髪を切る作業に没頭していた。そうして、鏡に映る自分を見つめること数分、前髪を切る際に目を閉じること数分。「だいたいのかたちが出来上がりました」と言うので目を開けるとそこにはなんと、本田翼ちゃんがいるではないか!!

私は思わずにやけて「…いい!!」と呟いた。髪型だけ見れば本当に可愛らしい女の子だ。「後ろの感じも確認してもらっていいですか?」と鏡をあててくれて後ろ姿も見ることができた。「素晴らしいですね」と心からの言葉が出た。人生で一番可愛い髪型にしてもらえた。もうすっかり魅了されてしまった私は、隣でイソノさんが軽快なトークで盛り上がっているのも気にかけず、ひたすら感動していた。私の具体的な希望を上回るスズノさんのセンスに脱帽する。それからというもの、彼の一挙主一同、すべてに意味があるものなのだと釘付けになってしまった。まばたきすら惜しみ、彼の行動を鏡ごしに目を見開いて見ていた。怖かったと思う。大まかな仕上がりでさえ本田翼ちゃんだったのに、完成した髪型はどうなってしまうのだろう!?期待に胸がふくらみ、それを決して裏切らないスズノさんの確かな技術。髪型だけ見れば、まさに、外人の子供のような天使の仕上がりになった。最後に鏡をあて「こちらでいかがですか?」と聞かれたので「はい!大満足です!!」とにっこり答えた。スズノさんはアニメやマンガには精通していないようなので、自作マンガのお礼はできないが、この記事を見た人が、スズノさんの指名客になればいいなと思っている。イソノさんもスズノさんもどちらもオススメなので、両方に、一度カットしてもらうことを強くオススメする。

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祭(まつり)
ライター

祭(まつり)

ワンピースのルフィ、H×Hのゴン、クレヨンしんちゃん、声優の高山みなみさんと同じ5月5日生まれ。おうし座、亥年、男の子の日生まれと待望の男子かと思われたが、生まれたのは病弱な女子だった。生粋の左利き。動物占いは群れを好まない「狼」。ショップ店員に紫色が異様に似合うと過去5回言われたが、本人は深海の蒼色好き。

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