埼京線の終点はジャカルタだった!

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日本での使命を終えた鉄道車両。東南アジアへ輸出され、第二の人生をスタートするものも多くあります。今月初めには埼京線の車両180両がインドネシアに輸出(格安で有償譲渡)され、現地では大きく報道されました。(⇒将来の大規模な鉄道(システム)販売に向けての布石と見られます)

エメラルドグリーンの横線が鮮やかな埼京線!


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この車両が今度はジャカルタの街をひた走るぞ!

行先は東南アジア


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日本から東南アジアへは、これまでに1,000両以上の中古鉄道車両が輸出されています。うち約半数がインドネシアに行きました。

2013年11月、大量(180両)の旧埼京線車両の到着に関する現地報道(インドネシア)①



2013年11月、大量(180両)の旧埼京線車両の到着に関する現地報道(インドネシア)②



現地からの声


ジャカルタにいるSUGITOKYO記者のコメント:「新車両なら1両180億ルピア(約1.8億円)、今回の中古は1両10億ルピア(約1千万円)。95%オフなら、まぁまぁの買い物じゃないかしら」

(ご参考)今回の車両価格(10億ルピア)に関する報道 ↓
 
Direktur Utama PT KAI Commuter Jakarta atau PT KCJ, Tri Handoyo, menyebutkan, harga per unit kereta bekas Jepang ini mencapai Rp 1 miliar. Kedatangan KRL ini merupakan pengadaan tahap pertama dari program penambahan armada di tahun 2013.
出典:merdeca.com

実際に現地で乗ってみた


かねてより日本からの輸出車両に乗りたかった筆者。その思いをかなえるため2013年7月にジャカルタを訪問。インドネシア大学で行われた日本祭への往復の際、ついに乗ることができました!以下はその時の記録写真です。

ジャカルタ市内の駅で電車待ち中


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インドネシア大学駅到着


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お祭りの参加者でごった返しています。

インドネシア大学駅のホームで電車を待つ人


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のどかな光景ですね。

インドネシア大学駅からジャカルタ市内に戻る電車①


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混んでます。

インドネシア大学駅からジャカルタ市内に戻る電車①


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めっちゃ混んでます。30度を軽く超える室温ながら、冷房なし。みんな汗ダラダラで乗っています。混雑につき大半の乗客が立ったまま。一駅区間が長く、快適な日本の電車環境に慣れた日本人にはややつらい状況です。

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深海魚
ライター

深海魚

光がまったく届かない暗黒の世界に生息する人間。人生で必要な知恵はすべてR25で学んだ。右投げ右打ち。好きな駅名は「御花畑」。

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