【日本発】インタラクティブ・ビリヤードのOpenpoolがアメリカのSXSWのファイナリストに選ばれる!

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毎日がプール開き


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日本のエンジニアが開発したOpenPoolというインタラクティブデバイスが今人気を博しています。

Openpoolとは、Kinectとプロジェクターが連動し、キューとボールの動きに合わせて、まるで生きているかのようなエフェクトを
生み出すデバイスで、大人数で集まって遊べば遊ぶ程盛り上がる。そんなアウトオブビリヤードな存在です。

OpenPoolの仕組みとは??


仕掛けは、こうです。

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天井に取り付けられた2台のKinectがボールの位置を検出し、プロジェクタがインタラクティブに反応するエフェクトを投影します。

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また、6つのポケットに取り付けたポケットデテクタというオリジナルのセンサーデバイスが、ボールの落下を検出しPCに信号を送ります。
mbedやLED、赤外線センサー、そして3Dプリンタで印刷したケースから出来ています。

そして、ボール同士の衝突はコリジョンデテクタがマイクを使って検出します。

オープンソースのプロジェクトになっていて、簡単なコードを書くことで、動かすことが出来ます。
下記はその一例です。

OpenPool op = new OpenPool(this);

op.updateBalls();
for (int i = 0; i < op.balls; i ++) {
Ball ball = op.balls[i];
ellipse(ball.x, ball.y, 10, 10);
if (ball.prev != null) {
line(ball.x, ball.y, ball.prev.x, ball.prev.y);
}
}

(Openpool公式ページ参照)

OpenPoolの実際の様子



こちらは長めのCM


こちらは30秒バージョン

このOpenpoolは昨年、GoodDesignエキシビションの開催にあわせて、同じミッドタウンにあるコナミスタイル東京ミッドタウン店内のスペースをお借りして、
一般公開されました。

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現場に行ったのですが、小さいお子さん達にとても人気で、エフェクトが現れるたびに興味津々という感じでした。

SXSWという世界の祭典のファイナリストに!!


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そんなOpenpoolが先日、SXSW2014 Interactive AwardsのAmusement部門ファイナリストに選出されたそうです!おめでとうございます!

どれくらい凄いことなのかというと、SXSW(South By South West)は昔から世界から音楽やアートが集まる大々的なお祭りで、ここ近年はTwitterやPinterestのような数々のインターネットサービスがこのSXSWから出てきたことで、世界から注目が集まります。

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(Open CUより)
このアワードの中でBreakout Digital Trend賞に選ばれると、TwitterやPinterestの前例のように国際的に超ブレイクするそうです。アカデミー賞にもひけをとらないくらい凄い賞なのです。

私自身、Openpoolに関わっている方々と何度かお会いしたことがありますが、頭脳的にも人格的にもイケメンな人なので、是非頑張って欲しいです!

(参考資料)
Openpoolホームページ
LabCafeホームページ
SXSW Interactive

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為本 晃弘
ライター

為本 晃弘

社会人を2年で辞め、現在は専門学校で勉強中。毎日見えない敵と戦っている24歳。趣味で漫画とプログラミングをやっています。好きなスポーツは卓球。欲しいものはお金。今年の抱負ががんばらないことです。

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