【ももクロにハマるオヤジたち】ももクロと共に生き、共に死ぬ覚悟の「もののふ」の生態に迫る！！

ももクロの大ファン４4歳のオヤジについて語る

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ある日、それは突然発覚した。私には明石家さんまさんのような黙ったら死ぬのかと思うほど、マシンガントークを続ける知り合いがいる。そんな彼は自分のことも包み隠さずなんでもよく話すので、知らないことはもうないと思っていたが、違った。AKB48の話になってから、ももクロの話題になった途端、今までに見たことがないほどいきいきし始めたのだ。
言っておくけど俺、もののふだから。ももいろクローバーZのファンのことをそう呼ぶのだと、私はこのとき初めて知った。普段からしゃべりだすと止まらない彼がものクロを語らせたら長いよ？というのだ。私は聞く前からうんざり顔だった。そして巨乳好きの彼がももクロの唯一残念なところはメンバー全員貧乳ということだ。と言ってきたので、ごめん、ちょっと本気で気持ち悪いわと口に出してしまったのである。

松崎しげる改め、南国ピーナッツさんのもののふ活動

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もののふの彼の一番の情報源は、南国ピーナッツさんの告知だそうだ。南国ピーナッツさんはファンクラブの会員で、ももクロの活動内容をすべて把握し、荒ぶるもののふどもに新着情報を逐一伝えているようだ。南国ピーナッツさんこそ本物のもののふだ！44歳のもののふおじさんが認めるものすごいおじさんなのだった。

もののふは今日も我が道をいく

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彼は、俺は純粋な気持ちでももクロを応援していると言い張っている。俺もいい年だけど、俺みたいな(ひょうきんな)キャラがファンって言ってたらセーフだろ？と彼は言う。しかし私からしたらその主張は通らない。４４歳でもののふ宣言は、セーフかアウトでいえば、たとえどんなキャラだって完全にアウトだ。

全国の隠れもののふへ

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もののふおじさんと付き合いが長くなるほど、思うことがある。彼の趣味は女性にほぼ100％理解されない。さらに、彼女や同僚にうわ、ももクロ談義がまた始まったと思われたり、ももクロ全員のキャッチフレーズを暗記していて、テレビに出るたびに一緒に叫んでしまい、好奇の目で見られても、強くたくましく生きている。いいか、もっと、人生を楽しめ！彼の口癖は彼自身が実行しているのである。人はいつか死ぬ。恥ずかしがってコソコソしてたらもったいない。堂々としてりゃさまになってくるもんだ。もっと自分の趣味に自信を持て！隠れもののふへの熱い想いは、隠れもののふでもなんでもない、ピース又吉ファンの私の胸に静かにしまわれるのだった。