【こんにちわ!!日本から来ました!!】世界各国を旅して外国人にわさびを試してもらった結果

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日本人とわさび


「日本人とわさびは、切っても切れない関係にある」というほどでもない。日本では刺身やそばを食べるときわさびを使うが、その他の用途をすぐには思いつかない。「銀だこ」のわさびマヨネーズくらいか。

鼻の穴に入れる??


しかし海外の人から見れば、日本といえばわさびであり、わさびといえば日本である。筆者は半年前にシンガポールを旅行した。友人(英国人男性)宅への手土産として伊勢丹シンガポールで購入した寿司を持参。彼は寿司についていたわさびの小包装から少量のわさびを取り出して右手小指の腹に乗せた。左手で左の鼻の穴を押さえ、右小指のわさびを右の鼻の穴の入口に持ってきて、勢いよく吸い込んだ。わさびは彼の右の鼻の穴を通って喉の奥へ……。日本から訪ねてきた筆者に対する彼なりの歓待だったらしい。



中東人のナンパは「わさびどこ?」


3か月前にタイを旅行した。深夜のコンビニで中東系の男性2名から声をかけられた。確かサウジアラビア人だったと思う。彼らは日本の雪についていろいろ尋ねてきたが、筆者は適当にあしらっていた。しばらくすると「わさびはどこに売っている?」としつこく尋ねてきた。今このコンビニで買いたいのだという。あまりにうるさいので一緒に探してあげたが、見当たらない。「いったい何にわさびを使いたいのか?」と聞くと、「何に使えばいいのか教えてほしい」という。何に使っていいかもわからないのに中東でわさびを探す中東人……。

コミュニケーションツールとしてのわさび


以上が過去半年以内の海外でのわさび体験である。わさびは調味料としてではなく、コミュニケーションツールとして機能した。日本人はこのツールをもっと利用できるのではないか?わさびを用いた文化外交の進展に期待したい。

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ライター

ライター三号

何もすることがないと思いきや一日にやることは思いの外多く過ぎてゆく日を大海のごとく背にしている。 Homepage / Facebook

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