デング熱の予防法と万が一の時の対処法をフィリピンの方に教えてもらいました

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まずデング熱とは


デング熱は、デングウイルスによって引き起こされる感染症です。症状としては、発熱や頭痛、筋肉痛などが知られています。また、はしかのような皮膚の発疹が見られることもあるようです。ただ、これらの症状が重症化することは、極めてまれで、数日安静にしておけば快復しますが、医療機関で診てもらうことが望ましいでしょう。

デング熱の運び屋


デングウイルスは、ネッタイシマカや、ヒトスジシマカ、ポリネシアヤブカなどによって媒介されます。ウイルスに感染した蚊は、10日ほどで身体の組織にウイルスが広がり、挙句の果てに唾液腺にまで及んでしまいます。唾液腺までウイルスが蔓延ってしまうと、たった一刺しでも人間を感染させてしまうことになるのです。

フィリピンやマレーシアのデング熱対策を知る


2014年、日本はデング熱に怯えた年でしたが、毎年デング熱が起きている国があるのです。そう、東南アジアに位置するフィリピンやマレーシアです。では、その国の人々は一体どんな対処法を普段から行っているのでしょう。彼らが揃って口にするのは、まず「水を貯めない」ということ。つまりボウフラ対策ということですね。ベランダのプランターや、ペットの飲み水など、身近なところでボウフラが湧く危険性があります。次に「ベッドに殺虫剤をふりかける」ということだそうです。ちょっと日本の感覚とは違うようですね。人体に影響はないのでしょうか。そして「蚊を家に入れない」こと。窓やドアは必ず閉めて、とにかく蚊を入れない工夫をしましょう。

最後に


デング熱の多い国では、自分の身は自分で守るという意識を誰もが持っているようです。公園で防護服を着た人たちが殺虫剤をまいている姿は、彼らには少し異様に見えたようです。そして、万が一デング熱にかかってしまった場合でも、病院にいき正しい処置をしてもらえば何も問題ないという、正しい知識を持つことです。変に大騒ぎをせず落ち着いて対処することが一番大切なのでしょう。

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