コーヒーはいつごろ・どこで見つかったのか?
正確には不明だそうですが、有名な2つの伝説が「イスラムの秘薬」として登場しているそうです。
そこで今回は、そのうちの1つのお話をご紹介。
伝説「修道僧のお話」
昔、モカという町(現在のイエメンの港町)に、ハジ・オマールという修道僧がいました。オマールはある事件に巻き込まれ、反感を持つ人たちに追放され、砂漠に追いやられてしまいました。
わずかな水しか持っていなかったオマールは、何日か砂漠をさまよい続け生死をさまよう中、
低木に実る奇妙な植物の果実(コーヒー豆)を見つけました。
そのままでは苦くて食べれないと、オマールは火にあぶってみましたが、とても固く食べられません。
そこで柔らかくしようと、水で浸してみましたが水が茶色になるだけで豆は固いままでした。
オマールはせめて豆からでた栄養分だけでも…と水を飲むと、驚いたことに無気力感が和らぎ、気分が爽やかになったのです。
その後、モカの町に戻ったオマールに人々は驚き、オマールが生き延びた元となった飲物が注目され、多くの人々にコーヒー豆が知られることとなりました。
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