NHkのど自慢が70年
『NHKのど自慢』が始まって、今年で70年になる。同じく70年と言えば「戦後70年」という節目の年でもある2015年。戦後まもなく始まったこのNHKのど自慢。戦後の日本に明るい笑顔を届け続けけてきた。
ラジオから始まったのど自慢
昭和21年にラジオ番組『のど自慢素人音楽会』としてスタートしたNHKのど自慢。戦後の暗い気持ちを吹き飛ばすかのように、予選には参加希望者が殺到したという。
あの大御所も登場
実は、現役の芸能人の中にはのど自慢に出場した人も多い。なんとあの北島三郎もその中の一人だ。北島は高校生のときに出場。『落葉しぐれ』を歌ったが、鐘は2つ。北島は「司会の宮田輝さんに褒められ、それがきっかけで上京した」とのど自慢には感慨深い思い出を持っている。
他にも意外な顔ぶれが
時代は平成へと移り変わる。平成8年に出場したのはテツandトモのトモだ。さらに演歌のジェロも平成15年に『夜桜お七』で出場し、鐘3つを得た。お笑いコンビのクマムシの長谷川俊輔は『硝子の少年』を歌い、鐘2つ。そしてこのときのゲストが北島三郎。こうして歴史は繋がっていくようだ。