微妙な違いで大きな恥
ビジネスにおいて、勘違いってよくあります。特に漢字。最近はPCでの作業が多いため、知らず知らずのうちに、誤った覚え方をしていることもよくあります。ここでは、日常よく使われるビジネス漢字について、チェックしていきましょう。
読み方がちょっと違う編
■凡例→はんれい
こちらはよく「ぼんれい」と言ってしまいますね。
■早急→さっきゅう
「そうきゅう」という方が多い間違いです。ただ、最近はどちらでも構わないという風潮になってきていますが、本来の正しい読み方は「さっきゅう」です。
■重複→ちょうふく
これはよく間違える読み方でしょう。選挙の際、アナウンサーがじゅうふくと言っていることがあるほど誤って使われている漢字です。
よくある変換ミス
PCで気付かないうちに誤った変換をされているときがあります。PCは便利なものですが、やはり正しく使わなければ意味がありませんね。
■今だに→未だに
「まだ、なされていない」ということなので、「未」を使います。
■時期早尚→時期尚早
こちらは案外と会話の中で間違ったまま使っているはずです。「しょうそう」が正解。
■掻き入れ時→書き入れ時
これは誰もが「えっ」と驚いたことでしょう。商売がうまくいって、帳簿に書き入れることが多くなったという意味で「書き入れ」なのです。
賢く言ったつもりが大間違いなフレーズ
■的を得る→的を射る
的は矢で射るものですね。
■取り付く暇がない→取り付く島がない
これもよくある間違いです。
■怒り心頭に達する→怒り心頭に発する
これはなんと7割以上の方が間違うフレーズです。
このように、あやふやなまま覚えている日本語は多いものです。これを機に本棚で埃をかぶっている辞書を取り出してみてはいかがでしょうか。