日本にしかないもの⑩ バッティングセンター

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日本人が生んだ知恵の結晶


batting

写真:miten.jp

日本人の野球好きは、心底感じている。少年野球、高校野球、社会人野球、プロ野球、草野球……人生のあらゆるステージ、社会のあらゆるシーンに野球が登場し、ドラマが生まれる国、日本。日本の文化は、野球なしでは語れない。ところが残念ながら、日本は国土が狭く、アメリカのように野球場を借り切って野球をするような贅沢がなかなかできないのも事実だ。しかも日本人は多忙だ。小さいころは塾、大学生になればアルバイト、社会人になると今度は働きづめ。そんな、場所も時間もない日本人が、娯楽として野球を楽しむために発明したのが「バッティングセンター」である。

打撃だけでいいのか?という疑問


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筆者もバッティングセンターにはかなりの資金を投じてきた。仕事が順調だと、スイング時の体と球の切れもよく、バッティングセンター通いがメンタル面や体調の管理にも役立ってきた。しかし、バッターボックスに立つたびに疑問に思うことがある。それは、打撃だけでいいの?と。もう一度言おう。本当に打撃だけでいいのか?と。巨人の星の星飛雄馬に憧れて大きくなった我々の世代だけに、打撃だけでなく、投球にもこだわりたいというのが人情だ。そして、できることなら、自分の今の球速を知りたい。銭湯に行くと体重計に乗りたくなるように、バッティングセンターに行くと「自分が今MAX何キロなのか」把握したい衝動に襲われるのは、私だけではないはずだ。21世紀中には「スピードガン付の投球ゲージを設置したバッティングセンター」の時代が来ると思う。経営難のバッティングセンター経営者は一考してほしい。必ず他社と差別化できる!

海外にも


似たようなものがある模様ですが、「バッティングセンター」とは違いますよね……(弱気)


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深海魚
ライター

深海魚

光がまったく届かない暗黒の世界に生息する人間。人生で必要な知恵はすべてR25で学んだ。右投げ右打ち。好きな駅名は「御花畑」。

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