ホリエモンの新アプリ「テリヤキ」がつまらない

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テリヤキリリース



堀江貴文監修の新作スマホアプリ「テリヤキ」が昨日リリースされた。今年8月に同アプリのフェイスブックページが開設され、1万を超えるいいね!を集めている。このページによるとアプリの概要は次の通りだ。

堀江貴文が自分が欲しいなと思ったグルメアプリをつくったら「テリヤキ」になりました。テリヤキは、堀江貴文など、日本中のうまい店を知っているキュレーター(テリヤキスト)たちが「最高に美味しい店」だけを厳選したグルメアプリです。巷のグルメガイドやネットサイトとテリヤキが違うのは、サービスやコストパフォーマンス、批評など料理以外の「雑音」を一切廃し、ただひたすら「うまい店」だけを選んでいること。本当にうまいものを食いたかったら、テリヤキで探せ! テリヤキには日本中のうまい店がすべて揃っています!

出典:テリヤキフェイスブックページ

ホリエモンに群がる薄気味悪い人々



いかにもつまらなそうなアプリである。何の工夫もない。ホリエモンには都合のいいアプリかも知れないが、一般受けするとは到底思えない。獄中のブランクを跳ね返そうとスマホアプリの分野でヒット作を出したいホリエモンの空回りか?もう少し賢いと思っていたのに残念だ。ただアプリの不出来は許せる。それよりも見ていて気が滅入るのは、無批判・無条件にホリエモンをありがたがり、ホリエモンに群がり、ホリエモンを担ぎ上げて金儲けしようとする輩の存在。この件で思い出したのが、最近の、特に若者にはびこる「ネットビジネス長者」への崇拝傾向。ホリエモンの思い付き程度の薄っぺらいアプリを必死こいて作って「拡散希望」してしまうのがその証左だ。普通に考えれば売れるはずないのに。単に「堀江と絡んだという名誉」が欲しかったのか?そのせいでアプリの内容に関してホリエモンのアイデア(ご神託)に「王様の耳はロバの耳」と異を唱えられなかったのか?これはまさしく「ホリエモンの神格化」だ。人々の思考力や主体性の枯渇が悲しい。以前「社会起業」とやらを崇拝する奴らに違和感を持ったことがある。今はホリエモン教徒に激しく違和感を持つ。

ネットでバカ増殖中?



彼らの多くはネットビジネス長者とのコネクションを自慢しつつも、実際やってることといえばせいぜいせこいアフィリエイト、情報商材販売、ネットワークビジネスなどの非生産的な、何ら新たな価値を産まない、まさにネットビジネス乞食生活だ。彼らの就職先として人気のあるネット広告代理店など、第一次産業従事者から見れば社会の穀潰し、厳しくいえば寄生虫でしかない。ネットビジネス長者迎合といえば、昨今有名人や権力者(レベルさまざま)を庶民がありがたがる傾向が、ネット利用により加速しているのも危険だ。顕著な例としてはアベ総理率いるネトウヨ。フェイスブックなどで、たとえば「市長」や「市会議員」などと自らとの関係を示唆する写真や記事をアップする人間が本当に多い。昔と比べてバカが増えたのか、それともバカの数は変わらないが単に客観的に識別しやすくなっただけか?わからないがとにかく不愉快だ。恥を知れ!そして、さらばネット社会!

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深海魚
ライター

深海魚

光がまったく届かない暗黒の世界に生息する人間。人生で必要な知恵はすべてR25で学んだ。右投げ右打ち。好きな駅名は「御花畑」。

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