話題沸騰中「にゃんぱすー」
にゃんぱすー!考えたくないけど、冬休みもう終わっちゃうね…( ゚д゚) pic.twitter.com/YXl8kHPmWR
— ロール@1/8誕生日! (@fusyinia) 2014, 1月 5
にゃんぱすーฅ(๑’Δ’๑) — きゃんでぃ (@_cyw) 2014, 1月 5
twitterでは主に朝に挨拶代わりに使われている「にゃんぱすー」
あけまして にゃんぱすー
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) 2014, 1月 3
SHARPの公式twitterでも使われている「にゃんぱすー」
にゃんぱすーって何?
@fusyinia にゃんぱすー!(・ω・)∩
— TO-MA@今日から仕事 (@angelb2rb1) 2014, 1月 5
アニメが発信源だった「にゃんぱすー」
実はこの言葉、作者「あっと」による漫画が原作の2013年10月より放送中のアニメ「のんのんびより」のキャラクターが使う挨拶が元ネタでした。
(出典:ニコニコ大百科(仮))
のんのんびよりのキャラクターの一人、「宮内れんげ」が挨拶代わりに使う「にゃんぱすー」が、のんのんびよりの舞台である田舎の雰囲気と相まって、ゆるい挨拶としてtwitterなどで定着することとなったのです。
なぜ「にゃんぱすー」が流行したのか
「にゃんぱすー」が流行することとなった理由、それは独特の”ゆるさ”に他なりません。語源もなにも分からない、ただなんとなく「にゃん」という猫の鳴き声のような音で始まり語尾に空気の抜ける様な「ぱすー」を合わせた語感だけでほっこりしてしまう「にゃんぱすー」という言葉。この独特のゆるさは、のんのんびよりのアニメでも共通して醸し出している雰囲気です。
(出典:アニココ)
5時間に一回しかバスが来ない田舎にある旭丘分校の全校生徒5人が送るほのぼのド田舎コメディ「のんのんびより」
真面目に取り合ったら負けというか、もう流れに任せて「にゃんぱすー」と言ってしまえ!というような雰囲気です。
exciteニュースでは、「にゃんぱすー」について、”幸せを共有する単語”として表現されています。
『のんのんびより』とは(中略)「田舎っていいね」作品ではない。
「『田舎』という空間で、女の子たちが楽しそうに遊んでいるのを眺められるって楽しいねいいね」作品です。
キモになるのが、唯一の男子、お兄ちゃん。普段は4人の少女がワイワイやっている。お兄ちゃんはいるのにまったくしゃべらない、相手にされない。変な立ち位置です。
限りなく「壁」「観測者」に近い。「女の子空間」作品は、麻薬性は高い。女の子空間は大抵「男性」お断りなことが多い。
しかしお兄ちゃんが観測者として入り込んだことで、自分たちも彼女らを見守れる、幸せの一部を享受できるような錯覚を作っています。
ぼくらでも幸せ空間を共有できるんじゃないか?そこで「にゃんぱすー」が、幸せを共有する単語(『のんのんびより』的なものが好きな人ですよという合言葉)として定着しました。
ゆるい現実逃避願望、これこそが、「にゃんぱすー」が流行った真の理由ではないでしょうか?
まあ、わかんないんですけどね。
何だっていいですよね。だってなんかいいじゃないですか。「にゃんぱすー」って。にゃんぱすー。