フジテレビが力を入れる水曜歌謡祭
4月15日の水曜日にスタートした『水曜歌謡祭』。初回は2時間スペシャルということで、和田アキ子や谷村新司、鈴木雅之、クリス・ハートや槙原敬之など豪華な顔ぶれがそろった。
コンセプトは名曲・代表曲・コラボにカバー
ただ、同番組は最近の曲を披露するわけでなく、名曲にスポットを当て、コラボやカバーで紹介していくというもの。いわば、一流アーティストによる大カラオケ大会だ。このコンセプトを聞くと、もう視聴率は見込めないなと誰もが感じたことだろう。
MCは森高千里とアンジャッシュの渡部建
案の定、この『水曜歌謡祭』は視聴率が6%台となり、大苦戦。原因が色々と言われているが、中でも森高千里の責任は重いとされている。それは一体どういうことなのだろう。
森高に視聴者は何を期待していたか
森高と言えば、そう、その美脚だ。『おばさん』と呼ばれる年齢になってしまったが、まったく年齢を感じさせないその容貌。もちろん、森高世代のおじさまたちは、往時の森高をそこに重ねてしまう。しかし、森高は美脚を封印。さらに、自身の名曲も歌うことがなかった。視聴者が望んでいるものと、局側がやりたいことが一致しなければ、そりゃあ当然、コケるわけだ。