東京海上首位陥落!日本の損保業界再編

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東京海上首位陥落


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日本の損害保険会社の雄といえば、東京海上でした。今日の今日まで、東京海上が一番だと思っていました。ところが調べてみると、保険収入額でMS&ADインシュアランスグループHDが国内ナンバーワンであることが判明!東京海上ホールディングスは2位。3位はNKSJホールディングスでした。現在はこの3社を中心とする「メガ損保3強時代」に入ったと言われているようです。金融業界志望の就活生は要チェックですね。

なぜ業界再編


lehman

損保業界は平成19年秋の金融危機(株式市場暴落)の影響で、各社の運用資産の多くを占める有価証券に大幅な含み損が生じました。その評価損が各社の決算を圧迫し、平成21年3月決算では多くの損保会社が赤字を計上。リーマンショックが一服した後も「高齢者ドライバーによる損害率の増加と若年層のクルマ離れ」により国内の損害保険市場が縮小。そのため各社は生き残りをかけた合従連衡に動き、その結果大型再編が行われました。

よくわからない名前


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日本の生保業界では外資が辣腕を振るっており、プルデンシャルやジブラルタといったカタカナ社名にもなじみがありますが、損保業界のMS&ADだの、NKSJだの、なんだか覚えにくいですし、もともとどの会社だったのか、素人にはさっぱりわかりませんね。昔の会社の頭文字なんかじゃなくて、もっとシンプルで覚えやすい名前を創造したらいいのにと思いますね。

せっかくなので親切にまとめ


★MS&ADインシュアランスグループHD
三井住友海上グループHDとあいおい損害保険、ニッセイ同和損害保険の3社は2010年4月に経営統合⇒MS&インシュアランスグループホールディングスが発足⇒同年10月には傘下のあいおい損害保険とニッセイ同和損害保険が合併し、あいおいニッセイ同和損害保険へ

★NKSJホールディングス
2010年4月に損害保険ジャパンと日本興亜損害保険が統合統合しNKSJホールディングスが発足

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深海魚
ライター

深海魚

光がまったく届かない暗黒の世界に生息する人間。人生で必要な知恵はすべてR25で学んだ。右投げ右打ち。好きな駅名は「御花畑」。

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