衝撃を与え続けるダンス作品「SAMON」

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これがSAMONだ!


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Seoul International Choreography Festival


SAMONは日本を代表するダンサー、石井則仁が振付・演出したダンス作品。その奇怪すぎる舞は、観るものに狂気を伝播させる。そのSAMONがなんと、今月開催予定のSeoul International Choreography Festival に選出されたため、このたびソウルで公演することとなった。このフェスティバルは韓国屈指のもので、そこでの上演作品を買い付ける目的で世界中から人が集まる。石井はこのフェスティバルを、ダンサー人生における更なる飛躍の足掛かりにと、目論む。その眼差しはこの上なく真剣だ。石井の血はすでに煮えたぎっている。

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そもそもSAMONって?


石井によると、「SAMON」とは【砂紋】のこと。この作品の根底にあるコンセプトは【現代社会に生きる肉体とそこに宿る狂気とエロス】。石井がSAMONを制作したのは、このコンセプトを「普遍的に美しく波紋のように響かせ、砂紋のようにザラついた砂の形跡を残す」ためだという。

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石井の衝撃波


石井のこの作品への思い入れは強い。石井の表現する「狂気の世界観」をソウルにも出現させようという企ては、この作品の衝撃が、まさに波紋のように広がっていくことを意味する。その後に残された、ザラついた砂紋。あたかも強力な台風が木々をなぎ倒し、堤防を決壊させるがごとく、石井の衝撃波が世界の平穏を襲い、破壊しつつある。

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深海魚
ライター

深海魚

光がまったく届かない暗黒の世界に生息する人間。人生で必要な知恵はすべてR25で学んだ。右投げ右打ち。好きな駅名は「御花畑」。

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