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お笑い芸人だけのシェアハウス
東京に「お笑い芸人シェアハウス」を作るべく燃えている男がいる。佐藤俊吾(21)。シェアハウスには駆け出しのお笑い芸人だけを集め、ハウス内の「特設ステージ」ではワンコイン(500円)お笑いライブを定期的に開催するつもりだ。若手芸人に「住む場所」と「仕事の機会」を同時に提供する。
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「仲間」と「仕事」を同時に提供
「通常駆け出しの芸人はお金を払ってライブに出させてもらう身。仕事の依頼も不規則で、生活は不安定。それでも売れるのはごく一握り。そんな構造を変えたかった。」シェアハウスは安上がりだ。同じ志を持つ仲間もいる。「仕事場」へは交通費がかからない。そしてその仕事は定期的だ。
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きっかけは2人の友人
すべてのきっかけは、仲の良かった2人の友人が突如「コンビを組んでお笑い芸人になる」と言い始めたこと。そんな2人の活動を佐藤は陰ながら支えてきた。ネタへのダメ出し、観客ゼロの公園ライブの撮影・編集・Youtubeへの投稿……。そして考えた末の究極の支援策が「お笑い芸人シェアハウス」というオチだ。
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最初の住人と夢を追う
最初の住人はもう決まっている。きっかけをくれたお笑い芸人コンビ「ぷんにゃらぽんぺ」。夢を追う人の活動に貢献し続けること。これこそが佐藤の夢である。目下の課題は資金集めと物件探し。これがなかなかうまくいかないと屈託なく笑うが、その眼は笑っていない。夢追い人たちの挑戦が始まった。