琵琶湖周辺で大地震の恐れ
26日に放送されたフジテレビ系の「ニュースな晩餐会」で、地震予知研究者である串田嘉男氏が恐るべき発言をしました。なんと来年の2月頃に、滋賀県の琵琶湖周辺でマグネチュード7以上の大きな地震が起こる恐れがあると言うのです。今回の番組の内容は地震予知についてのもの。その中での突然の発表でした。
どういう仕組みで地震予知ができるのか
番組では、地震予知は現段階ではできないとする、東海大学地震予知予防研究センター長の長尾年恭氏に対し、串田氏がFM波を使った方法で可能だと主張しました。本来FM波は真っ直ぐ進むそうですが、震源地の上を通る際に屈折して進むということで、これを観察していれば、M6以上の地震の予知は75%以上の確率で的中するということです。
琵琶湖周辺地震はどのくらいの規模になるのか
串田氏によりますと、’08年頃からFM派の乱れが見られているということで、いつ起きてもおかしくはないそうです。規模としては、M7.8程度の大きなものが考えられるということで、阪神淡路大震災以上の大地震の恐れがあります。
気になる的中率は
こうなりますと、気になるのはその精度です。国の地震調査研究推進本部によりますと、琵琶湖周辺の断層帯でM7.8規模の地震が発生する確率は、30年以内でみますと0.09~9%と幅はありますが、確率的にはかなり低いものとなっています。ただ、阪神淡路大震災のときの確率は0.4~8%でしたので、薄気味悪さはどうしても残ります。この予知が当たるかどうかは別として、いつどんな自然災害が起こるかも分からない日本列島。日頃の心構えと備えが必要ということですね。