「元少年A」が本を上梓
神戸連続児童殺傷事件で酒鬼薔薇聖斗と名乗った「元少年A」が事件について書いた本が出版された。本のタイトルは「絶歌」。被害者遺族から回収を求められていたが、結局本屋に並ぶこととなった。
初登場第一位
この本は、発売前から出版の是非が問われていたが、いざ発売されると堂々の週間売り上げ1位を記録した。被害者遺族への承諾もなく発売された「絶歌」。このことに対し、各方面から意見が寄せられている。
乙武氏はツイッターで疑問を問いかける
乙武洋匡氏はツイッターで、「批判を向けられるべきは、著者と出版社『だけ』でいいのか」と、買う側にも問題があると指摘。これには「購入者の正気を疑う」「興味本位で買う人たちがいること自体、醜く恐ろしい」「買う側になんの問題があるの?」「世間の好奇は批判できない」など、賛否が分かれた。
岡本夏生も怒りを爆発
「5時に夢中!」に出演した岡本は「顔と名前を出してください」と怒りが治まらない様子。人を殺したことがビジネスとなって、大金が入ることへの違和感を露わにした。「元少年A」も32歳。しかし被害者は当時のまま年を取ることはない。結局はビジネスだと、そう簡単に片づけていい話でもないようだが。