何を隠そう、筆者は今、所持金0円で旅をしている最中である。そんなことできるのかよ!?という声が聞こえてきそうだが、出来ているのだから仕方ない。所持金0円ということで、無理は承知でも、色々やってみないとどうにもならないときがある。今回は移動編ということで、移動に関するあれこれを紹介しよう。
歩く!!ひたすら歩く!!

筆者は、まず自分の足の力を信じてみた。どこまで歩けるのか。
5キロ:余裕じゃん。全然行けちゃうぜ!!
10キロ:少しハアハアする。休むと疲れがどっとくる。だから下手に休めない。
20キロ:股関節や足首が少しずつ痛くなりだす。なんで歩いているのかわからなくなってくる。
30キロ:歩いているだけで股関節や足首が痛い。歩く速度が落ちてくる。
30キロというと、だいたい新宿から立川までの距離である。電車で行けば、最短で25分、時間がかかっても40分の距離だ。歩くと5時間30分もかかる。そして翌日は激しい筋肉痛に襲われる。3日たっても足首や股関節が痛い。
ヒッチハイクでGO!!

次に試してみたのは、ヒッチハイクである。いかにも旅人という感じがする。画用紙に、行き先を書いて、高々と掲げてみた。しかし、車が止まってくれない。1時間しても止まってくれなくてわかったことは、行き先が良くなかったということ。市街地でヒッチハイクをする時に肝心なのは、その生活圏の人が行きそうな範囲にとどめておくことだ。例えば立川から甲府に行きたい場合、甲府と書いても止まってくれる車は少ないだろう。八王子と書いておいたほうが無難だ。乗っけてくれたら、細かい行き先を聞いてくれる人がほとんどだから、高速の入口までお願いすればいい。
高速の入口まで行けたなら、遠い行き先を掲げても誰かしら止まってくれるはずだ。ヒッチハイクで一番大事な点は二つある。それは若々しさと笑顔だ!!笑顔で元気に掲げたら、きっと誰か止まってくれるだろう。
次回は、ヒッチハイクに関して詳しく書くことにしよう。
ライター
ココイロスタイリスト:小林俊介
「あなたの色をみます」というセッションを路上と出張にて展開。
その人の特質、可能性、恋愛傾向、本音をズバリと言い当てる。恋愛系が得意。
SUGOITOKYOのライターとしても活躍中。